ich_esse_immerのブログ

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2月13日(土)

2月の早さに追いつけなくて、飲み込んだものを直ぐに出す、軟体生物の生体の様な最近。読んだもの観たもの聴いたものの立体的な感触を逃しすぎて、本当に勿体無いなと思う。こうやって何かに書きとめる事で毎日を減速出来たらいい。

 

今日初めて区民図書館へ行った!開かれた図書館で時間を過ごすのは(学校のそれを除いて)、小学校以来かもしれない...。久しぶり&初めて行く図書館で自分のペースを掴むのは本当に難しくて、とても早いスピードで館内を歩くの、フィジカルで得る新しい発見を絶対逃してる。結局定番の星新一ナチスものを借りた。渋谷のTSUTAYAも大幅な模様替えをしていて、目的を持ってそこを歩くのは本当に大変!ああいう場所は、歩きながら何かを見つけるのがベストで、欲しい物を探す場所では無いのだろうな。結局amazonで買えちゃう。ブルータスの西田さんが言ってた、書店を歩くスピードが年々早くなっていると。携帯のスワイプ感覚で目の前をめくってしまうの、気をつけよう。

 

先週久しぶりに映画館へ行って、「花束みたいな恋をした」を観た。面白いであろうものを素直に面白いと言えない自分の天邪鬼さよ。お前らこれが好きなんだろ?感が拭えなかったのと、同タイミングで今川夏子を読んでたのと、awasome city clubに品を感じなかったのと...。この映画は、filmarksの感想と【みうらじゅんの映画チラシ放談】を読んで全てが完成するでしょう。

 

みうら これは年寄りからのアドバイスですけど、好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒の人って、後々あんまりうまくいかないですよ。そのときはいいですけど、長く続かないのが常です。 逆にね、趣味が合わない人の方が長続きすると思うんです。若いうちってつい好きな音楽や映画を理由につきあったりするもんですけど、それがアダとなって必ずケンカするんです。 ――“同じ価値観”ってのは一種の幻想ですもんね。 みうら 青春ノイローゼの一環ですね。きっとね、だから、このふたりも実はどちらかの価値観に合わせたんじゃないでしょうか? 他人の価値観に合わせられるうちが“恋”ですもん。

【みうらじゅんの映画チラシ放談】『花束みたいな恋をした』『メタモルフォーゼ/変身』(ぴあ) - Yahoo!ニュース

 

痒い所に手が届く...!というか私の恋愛がまさにそれと言った感じで、共感性羞恥というか、全てがおうむ返しというか...。

アカデミー賞に向けて、観てない作品を潰していかねば。「あの頃。」は来週みる。

 

八月の狂詩曲」と「LUPIN」も鑑賞。黒澤明の「黒い雨」はもう避けたくない、観ます。エヴァンゲリオン、一向に進まなくてウケる。韓国ドラマ1作品の消費量でまだ7話なの、集中力の無さのせい。

 

二十歳の原点を再読して「そうだ、京都に行こう」をめちゃくちゃ体感している。京都に行きたい。シアンクレールもフランセも無いけれど〜。ボロい宿に泊まって〜、安いウイスキーを飲んで〜。

 

 

1月28日(木)

東京にも雪が降ってやっと冬っぽい最近。ほとんど家にいるから、厚着してくれば良かったとか、あったかい飲み物で身体を暖めるとか無くって、侘しいな〜。

 

clubhouse、オフラインをオンラインでやってる感じ。喫茶店で友達にエンカウントしたり、イベントで友達の友達に会ったり。SNSである事に変わりはないから、ステータス誇示みたいなのにその内バット入りそう。あと、何か目的があった方が良さそう。

 

最近見た映画

処刑軍団ザップ

1970年代のホラー映画、DIY感凄いけど思ったよりよく出来ていると思う。ホラー/スリラー系はB級感あった方が絶対楽しめる。効果音が媚びて無くて笑ってしまった。VHSテープを巻き戻せ!を観た時、VHSコレクターほとんどがホラー系を挙げていたので当時の作品感きになっている。へネンロッターが渋谷TSUTAYAにあったので借りた、観てみる。

 

365日のシンプルライフ

無駄の多い私にはまだ響かない映画。というか極端すぎて現実味が無い。全くときめかなくて、知らない人のオナニー見てる感覚だった。

 

リメンバー・ミー

ディズニー+登録したから視聴。ミゲルの下りよりラストのCOCOが感動する。こういう立体的なキャラデザを好めないのはなんだかんだ損しているな......。

 

真夜中の弥次さん喜多さん

クドカンリバイバル清水ゆみさんが出ていて良かった。今、クドカンフィルターかかってるからクドカン作品基本面白く感じる。ぐっさんと(藤井隆)がはちゃめちゃに踊り狂う姿がこんなに貴重になるなんて。

 

マルジェラと私たち

マルジェラが特別好きになったわけでも、今のマルジェラを贔屓しようとも思わないけど、マルジェラ当人のコレクションが本当に可愛くて......。昨日ニーナとちーちゃんとも話したけど、他者が介入した時のクリエイティブの境界線って本当に難しいな。社会に出ると、折り合いを付けることもクリエイティブに欠かせないのか?なんて悲しいことを思ってしまう。

後はクドカンのドラマ、監獄のお姫さま自惚れ刑事を見直した。江里子の感想が誰よりも面白かったからエバも観ているけど、2話でストップしてる。

 

推し、燃ゆを読んで。自分に推しがいないこと、何かに熱狂する集中力が今まっさらに無いことを再確認。ほとんどが別世界のように感じたし、かなり俯瞰して読んでしまった。生々しいもの、名前の無い感情の比喩はすごく楽しかった。何もかもに一線を引くようになったのは果たして良いことなのかね?内面的に身軽になること、この先自分を助ける気がする。大切な人も物もいつでも手放せるマインド。A子さんは良いなあ。

 

何かを学ぶこと、それがお金に繋げるべきか否か。大学の友達は殆ど仕事に必要な資格を取っていて(FPとか簿記とか......)、私も仕事やお金に繋がるものを取るべきなのか?なんて最近思ってる。みんながせっせと勉強をしている間、映画を観たり、本を読んだり、漫画を見たり、そんな感じ、そんな感じの自分は嫌いでは無い。clubhouseで話したら、ニーナとちーちゃんからかなり腑に落ちる意見が出たので良かった。不動産投資の勉強と情報処理資格者/ITパスポートは年内に頑張りたいと思う。

 

自粛明けの生活も楽しみだけど、なんだかんだステイホームも楽しんだな。観たいもの、読みたいものなどリストアップしたら、ステイホーム足りない。